デザインを考える
ガーデニング緑化は、植物の成長、また何年か先の家族のライフスタイルの変化をイメージしながらデザインを考えていきましょう。
小さな子どもに水場や芝生敷きは喜びますが、成長につれて遊ばなくなるものです。
使わなくなったところは、そのまま放置しておきますと汚くなってしまいます。
そういったところも、池やバーベキュー炉に変えていきますと、無駄なくいつまでも楽しめるでしょう。
虫が苦手という方は、ガーデニング緑化には向いていないかもしれません。
虫はどうしても植物に集まって来ます。
しかし、それらを退治、あるいは防御しませんと大切な植物が荒らされてしまいます。
毎日定期的に植物の状態をチェックしなければなりません。
注意深く観察することにより、ちょっとした異変にもすぐに気がついて適切な対応がとれるようになるでしょう。
ガーデニング緑化と言いますと、先ずイメージするのが庭のガーデニングではないでしょうか。
しかし、最近では室内やベランダで実践している方も増加傾向にあります。
ベランダに心地よい緑化空間ができ、我が家のオアシスといったようなものまであります。
そして、最近注目され、行政からも推進されているのが屋上緑化です。
屋上緑化とは、名前の通り、屋上でガーデニングを楽しむというものです。
特に都会において、緑化可能場所も減少してきていますから、地球温暖化、ヒートアイランド現象が深刻な問題となってきています。
植物は水分を大気中に放出する蒸散作用がありますから、温暖化制御に大きな効果が期待されています。
その他にも、屋根や壁面の緑化が注目されています。
ベランダのガーデニング緑化では、ベランダガーデニング用の土やベンチやグッズが開発されています。
場所は狭くても家庭菜園として野菜だって育てることができます。
もちろん花壇もできますし、ハーブの栽培やカルセラを並べてスプラウトも育てられます。
何か使命感でエコのガーデニングをベランダでするのではなく、楽しみながら趣味の一つとしてエコにつながるようになるのが大切です。